〜あなたの本質は、ホロスコープに隠されています〜#2
こんにちは、瀞月です。早いものでもう六月です。
東京在住のわたくしですが、梅雨はどこに隠れてしまったのか…?昨日は全国各地で真夏日となりましたが、皆さん如何お過ごしでしたでしょうか。
と、お天気お姉さんのような口ぶりでも何ですので、さっそくながら本題へ入ろうと思います。
前回に引き続き、サンプルのホロスコープを使ってお話ししますね。
今回は『月』について語るということで…サンプルを眺めますと、三日月のマークがみえますので、どなたにもすぐにお分かりかと思います。
この人の場合、太陽も月も同じ星座にあります。すなわち射手座。矢のようなイメージですのでこれも分かりやすいですね。
本質:射手座は、理性と本能が共存していると言われます。これはいわゆる『神話』を紐解きたいところです。
射手座のモデルは、上半身が人の姿、下半身が馬の姿である『賢人ケイローン』です。父はかの偉大なる時の神クロノス。非常に高位の神の息子なのでした(まぁクロノスの浮気魂が…ですね。今も昔もそういった行為は世の常と言えるかも)
ケイローンは勿論のこと自らの姿に悩んだに違いなく、ふたつの性質の狭間で揺れ動きます。それ故に思慮深く、またクロノスの血からとても優秀な賢人に成長したようです。それを認めた神々から、ケイローンの元へ子どもたちを学びにやります。今でいう寺子屋的なイメージでしょうか。
その生徒たちの中に、やんちゃなヘラクレスが居ました。彼がいたずらに放った矢がケイローンに当たり、不幸なことにその矢にはヒドラの猛毒が塗られていましたので、ケイローンはもがき苦しみ、なのに死ねず(なぜなら高位の神の息子だから)…見かねたヘラクレスは、大神ゼウスにケイローンの安らかな死を望みます。
ゼウスは願いを聞き入れ、ケイローンの不死の性質はプロメテウスへと引き継がれます。ケイローンはようやく苦しみから解放され、天へ昇り星座となるのでした。
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さて、神話から推し量れるように、ふたつの性質…人と獣、理性と本能という相反する性質を備えていますので、意外と…冷静に見えて、こういうタイプは『こじらせ屋』と言えるでしょう。独自の世界観をもっており、恋人や家族、友人にそれを理解してほしいと思う気持ちが強いのが特徴です。
無邪気、高い理想、楽観的、おおらか、スピード、無責任、いい加減、落ち着きがない
これが、出生時のホロスコープにて、月が射手座に在る人の『本質』です。あくまでキーワードに過ぎません、リーディングの実際においては、その方とじっくりお話しをしながら、人となりを探りながら、言葉を紡いでいくことになります。
またまた長くなりました。鏡女さん、バトンです!
瀞月