天体劇場#3 内惑星

こんばんは、瀞月です。きょうは新月ですね。

前回はトランスサタニアン（土星外惑星＝遠い星たち）について書きましたから、今回は近い星ふたつについて綴ろうと思います。すなわち内惑星（太陽と地球のあいだにある星。水星と金星です！

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水星の公転周期は88日で、月のつぎに移動速度が速い天体です。ゆえに、ヘルメス（トリッキーな神）の星でもあります。

水星は、知性や言語能力を司ります。知的活動による自己表現の星といって差し支えありません。

■象徴
知性、学習能力、コミュニケーション能力、機敏な反応、計算、記憶力、言葉、気まぐれ、通信、交通機関、移動、兄弟姉妹、親戚、仲介者、教師、セールスマン、秘書、ジャーナリスト、著述家、アナウンサー、運送業者、旅行関係者、経理、書店、学校

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金星の公転周期はおよそ225日。占いに興味がない人でもおそらくビーナスと聞けばイメージできるように、愛や豊かさ、喜びを司ります。幸福感に深く関わる星です。

好き、愛してる、綺麗、可愛い、楽しい、嬉しい。そういったポジティブな感覚を産むものです。人それぞれ幸福感はその源は異なるとおもいますが、好きという気持ちはおそらく万人に共通するものでしょう。だれかを好きになると幸せですよね？叶おうが叶うまいが。

■象徴
恋愛、金銭、美、楽しみ方、人との関わり方、ファッション、パートナー、甘い食べ物、娯楽、芸術、文化、調和、贅沢、怠惰、暴飲暴食、恋人、妻、婚約者、若い女性、芸能人、資産家、富裕層、美男美女、美容師、音楽家、平和主義者、カフェ、美容院、寝室

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これら二つの星は天体劇場の役者に例えると、どんなキャラクターに思えますか？

わたしの勝手なイメージでは、水星はやんちゃな若者。賢くて悪戯っ子。金星は若く美しい女性。豊満かつ美の権化。

そんなイメージでもって星を捉えていくと、なかなか面白いと思いませんか？

瀞月